« 2020年4月 | トップページ | 2020年8月 »

2020年5月

2020.05.19

ブックカバーチャレンジ#4

Fb9914effbac4c819889e79d5e7faf7a #ブックカバーチャレンジ 4日目 内山節著「自然と労働」4
私と哲学は、およそ似つかわしくないミスマッチだと思われるかもしれませんが、実は深い繋がりがなくはない…(^^)、のです。
内山節(たかし)さんは高名な哲学者です。河川工学博士の大熊孝先生、環境倫理学の鬼頭秀一先生からなる三人委員会が中心となって開催される哲学塾の私はフルカブです、あはは〜(^。^)。もう20年以上の参加歴は自慢です。
この哲学塾からは、我らが農文協さんから出版された本がありますから、今回の7冊にぜひとも入れよう!と思ってはいたのですが、そういう選び方はブックカバーチャレンジにそぐわないかなと、「好きな本」に立ち返って「自然と労働」を選びました。
内山先生の本は20 冊以上持っていると思いますが、実はこの本、持っていないのです。読みたくなったらスクーターで5分走って奈良市立図書館に行くのです。そこでいつでも読むことができるのです。閉架じゃないし、今まで一度も貸し出されていたことがありません。自分の本棚だと思えなくもない。冷暖房完備で静か。
初めて読んだとき、「これが哲学? 哲学者が書いた本?」と思わせてくれた本でもありました。内山先生のおかげで哲学と、哲学者のイメージがグゥアラッと変わったことは、ラッキーなことだったと思います。
内山節先生に興味を持たれたかたは、農文協から出ている全著作集15巻セットがお勧めです。そのなかに「自然と労働」もあります。
お試しをご希望のかたには、私がお貸ししましょう。いろいろな〝なるほど〜”体験ができると思います。
#ブックカバーチャレンジ

| | コメント (0)

2020.05.18

ブックカバーチャレンジ#3

8471f1e93ecb4bb7be62d619702b55ae#ブックカバーチャレンジ 3日目「教科書でおぼえた名詩」。
小中高と、まったく勉強をしなかったので、教科書を懐かしむ気持ちなどまったくありませんが、国語の本だけは読みたいところだけ繰り返し読んでいたように思います。
特に詩は、好きなものがいくつかあって、大人になってから目にとまった詩集を買ってはよく読んでいました。今回は、そのなかから一冊を選ぶことが難しかったので、この1冊にしました。
東京には空がないも、まだあげ初めし前髪も、あめゆじゅとてちてけんじゃも、ふらんすへ行きたしと思へどもも、月夜の晩にボタンが一つも、秋の日のヴィオロンのためいきのも、載っている便利本です。
このたび、久しぶりに詩を読んで、やはりいいもんだなと思いました。

| | コメント (0)

2020.05.17

ブックカバーチャレンジ#2

A03856cbc1bb4b008ac354135f012b34 #ブックカバーチャレンジ2日目、2冊目は、
「The Little Prince」日本での題名は「星の王子さま」。
初めて読んだのはたぶん小学生の頃。
物語として読んだというより、断片的に挿絵と印象に残る文章だけを拾っていたのだと思います。その挿絵やセリフが今でもときどきアタマに浮かぶことがあるのです。
わかりますか?
なかでも頻繁に浮かぶセリフがあるので、どういうシーンで誰が言ったのかを今回引用しようと久しぶりにページをめくって探してみましたが、見つけられませんでした。
えーー? この本のセリフじゃなかったのかな。と思う程度に曖昧ですが、ワタシのアタマのなかにはハッキリと残っています。すごくよくわかる世界で、読むと嬉しかった。
写真に使ったのは、英語版のペーパーバックです。汚れてきたない。
挿絵はモノクロです。でも色付きのイラストにちゃんと変換して見ることができます。
今も、うちの庭に咲く赤いバラがとても好きで、○○様と書くときの「様」を平仮名で「さま」と書きたがるのは、この本のせいかもしれんとこのたび思いました。
乙女か(^◇^;)。
#ブックカバーチャレンジ

| | コメント (0)

2020.05.16

ブックカバーチャレンジ#1

B9e470ec45094134a1ee7e105c344e09 意外な人から意外なバトンがまわってきました。
寺坂英人さんからの #ブックカバーチャレンジ。
1日1冊7日間、好きな本の表紙の写真をあげる…のが基本ルールかな。
でも、アレンジをしてもいいみたい。
楽しそうな企画なので、ノッテみました。
第1日目は、筒井康隆著「革命のふたつの夜」を選びました。「コレラ」他、7編ほどが収録された短編集です。
私は、コロナ禍のなかで、カミュの「ペスト」に注目が集まっていると知ったとき、
そういえば、「ペスト」のパロディとしても注目された「コレラ」のことを思い出していました。
でも、誰にもそのことは言いませんでした。
まだ10代だった頃、当時お付き合いをしていたT氏が「コレラ」を所々読みあげながら、笑い死にしそうにヒィヒィ声をあげながら身をよじって笑っていたのを、喫茶店の同じテーブルで眺めていたことが思い出されてきたからです。おぞましい記憶です。
しかし、筒井康隆しの小説で、文章で表現することの物凄さに衝撃を受けた体験が、私の人生に大きな影響を与えたことは間違いがありません。
忘れていた感覚を思い出しながら、これをトップに致しました。
記憶に頼って書いていますので、勘違いや盛り過ぎがあったらごめんなさい。
#ブックカバーチャレンジ

| | コメント (0)

« 2020年4月 | トップページ | 2020年8月 »